腸内環境が悪くなっていくと、消化吸収の力が弱まり太りやすくなる?!

2022年08月22日

腸内環境が悪く、汚れた血液は脂質代謝を悪化させる?

「そんなに食べていないはずなのに、メタボになっている」という声を、世間で耳にすることがある。そういう人は、腸内環境が悪くなっている場合が多い。まず、腸内環境が悪くなると、消化・吸収の力がどんどん弱くなる。すると、極端に言えば、良い栄養素ではなく、毒素の方が体に溜まってしまう。そのため、体全体の代謝が落ちていく。結果的に、それほど食べていないはずなのに、メタボになったり、太ってしまうというわけである。

腸内環境が悪く、腸が汚れていると、そこから肝臓へ運ばれる血液もまた汚れたものになる。汚れた血液というのは、いい栄養ではなく、腐敗物、老廃物、毒素などを多く含むので、いわゆるドロドロの血液になってしまうのである。その汚れた血液は、肝臓から心臓へ運ばれて、やがて全身に行き渡り、脂質代謝を悪化させ、それがいわゆる「内臓脂肪」として溜まってしまう。

摂取カロリーが同じでも、腸内環境が悪い人は、内臓脂肪が溜まって太りやすくなり、腸内環境が良好な人はすっきりスマートのまま、という違いが生まれてくるのである。

消化・吸収が滞ることで低栄養状態になってしまう

しかも、腸内環境が悪く消化・吸収が悪いと、内臓脂肪は蓄えられるのに、全身で約37兆個もあるとも言われている細胞には十分な栄養が行き渡らない。

しっかり食べているはずなのに、体は「低栄養状態」なのである。疲れやすくなったり、ますます新陳代謝が悪くなったり、老化が進んでしまいます。

さらに、これまでにも解説してきたように、腸内環境が悪いと自律神経のバランスが乱れやすくなるため、メンタル的にも、鬱々としたり、イライラして怒りっぽくなったり、集中力が散漫になったりしてしまう傾向が見られる。

つまり、腸内環境の改善なくして、肉体的にもメンタル的にも、パフォーマンスをアップさせることは、難しい。痩せたい、ダイエットしたいという人も、腸内環境を改善することに取り組んだ方が良いだろう。腸内環境が改善されて、良い栄養素が十分に含まれた、きれいな血液が肝臓から心臓、そして全身の細胞に行き渡れば、代謝も上がり、栄養がエネルギーとしてきちんと消費され、体にとって不要な脂肪を蓄積せずに済むようになる。つまり、太りにくい体に変わることができるのだ。

【ちょこっと】

せっかく、摂取した大事な栄養が腸内環境によって大きく左右されていることは驚きですよね!このことをまずは、認識して、体の隅々まで良い栄養が行き届くような食事、自律神経を整えることを心がけましょう!

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